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女性の力で更なる事業活性化を目指す

 株式会社メディア工房 執行役員 管理部 部長  長沢和宙さん

モバイル向けの占いコンテンツを提供している株式会社メディア工房。
「人としての暖かみ」を感じてもらうべく、「手作り感のある、人の心を打つ製品・サービス・コンテンツを、多くのお客様にお届けしたい」という理念のもとに事業を行っています。

占いと女性活躍の関係について執行役員 管理部部長の長沢和宙さんにお話を伺いました。

自分のやりたいことを叶える鍵は“人との繋がり”

ー長沢さんの経歴を教えてください

法学部にいて、もともとは公務員を目指していたんです。大学院に在籍中、色々な方と出会って話をするうちに民間企業の方が自分に合っていると思い、大手メーカーに入社しました。仕事はかなり厳しかったですが、すごく充実していました。その後、当社の社長である父の誘いで転職し、今に至ります。

ーメーカーでは営業をされていたそうですが、学んだことはありましたか

4年間で学んだのは、お客様が何を求めているのかを掴むスキルと、人の繋がりがビジネスを動かす大きな要因になっているということです。誰しも、どんなことでも言うことはできるし、考えることもできる。でも、それを実行するためには人と人との繋がりがすごく重要だと学びました。例えば、僕が「こんなことをやりたい!」と思ったとき、まずは社内の誰にどんな依頼をすべきかを考える必要があります。僕一人ではどんなアイデアもカタチにすることはできませんから。そうなると、自社内のSEさんや製品を作っている事業部の調整といった社内の関係者はもちろん、クライアント側への依頼、ひいては社外の人脈なども巻き込んで進めることも必要になるんだと知りました。

女性の共感力を活かして、占いユーザーのニーズを掴む

ー占いコンテンツという発想はどこからきたのでしょうか

占いコンテンツは創業当時からメイン事業で、その頃はインターネット黎明期でした。弊社の代表が、今後インターネットが普及することも見込んで「今後も決してなくならないコンテンツは何か」を考えたとき、「占い」というキーワードに行き着いたのだそうです。事業の軸としても、もともと「温かみのあるコンテンツ作れたら」という思いはあったので、そこに普遍性が加わった末に、占いというコンテンツがフィットしたのだと聞いています。ユーザーは悩みがあってその不安を払拭したいから、占いコンテンツを利用してくださるわけです。ですから、そのコンテンツに不安の払拭や悩みの解消といったユーザーのニーズを満たすものが盛り込まれていないといけません。悩みや不安に寄り添えるのは、他でもない「温かみ」じゃないかと思うのです。

弊社には、仕事だけじゃ学び得ない色々なバックグラウンドを持った社員が在籍しています。なので、どの社員も非常に感性が鋭いんですよね。だからこそ、共感力が高くユーザーの心境に寄り添ったコンテンツ作りができますし、自分の思いもしっかり持った上で制作にあたってくれています。

ー女性がコンテンツの企画をしているそうですが、いかがですか

実は、弊社の1番のヒットコンテンツを生み出したのも女性の社員なんです。「面白いものを作る」というテーマであれば男性でも良いものができると思いますが、占いのように「ユーザーに共感してもらえるコンテンツを作る」となると、女性が作ったコンテンツのほうが売れるように感じます。弊社には女性の感覚もよく理解できる男性は比較的多いのですが、やはり占いコンテンツの企画・制作には感覚的にも女性のほうが向いていると感じることは多いですね。

ライフイベントを経ても、感性と目標を失わないように

ー女性活躍についてどう考えていますか

弊社の場合、女性の活躍は当たり前のことだと思っています。ある女性役員は、取締役でありながら産休・育休を取得して、今は復帰して週5日勤務をしていますし、その部下のマネージャー2名も子育てをしながら働いています。

他社より進んでいるというよりも、そもそも弊社では女性が活躍するのが当たり前で、勤務体系にかかわらず、占いコンテンツの制作経験を積んだ人に長く働いてほしいと思っています。弊社の女性社員は占いコンテンツに対する思いも非常に熱く、「この占い師の先生でコンテンツが作りたいんです!」と社長に直談判してくることもあるほどです。そういった意味でも、もはや働いてくれないと会社が困るという社員ばかりなので、女性のための制度や環境を整えなかったら、それは経営として大きく間違っているな、と思っています。

ただ、お恥ずかしい話ですが、弊社には「女性が活躍しやすい制度」というような綺麗なものは正直ないと思っています。社員数もグループ会社を含めて180人くらいの企業ですので、産休予定の社員がいれば必ず事前に人事労務チームと直属のマネージャーが面談をします。そのため、女性の意見を最大限尊重した、一人ひとりにフォーカスした対応ができると思っています。

ー働く女性へのメッセージをお願いします

働く上での自分らしさや、自分にしかできない仕事のやりかたを大切にしてほしいと思いますね。あとは、結婚や出産などのライフイベントがあったとしてもキャリアビジョンをしっかり持って、自分の目標を見失わないでもらいたいです。子供ができたり、結婚したりというタイミングでどうするかというのはそれぞれの判断ではありますが、どのような選択であったとしてもご自身のキャリアビジョンをしっかり持っていける方と一緒にお仕事が
したいですね。